旦那の靴が臭い対策!


旦那の靴が臭い。

自分の靴にまで臭いが移りそうで、玄関の外に放り出してしまいたい。
そんな衝動にかられたことはありませんか?
旦那の靴を放り出してしまう前に、この記事を読んでみてください。

靴が臭い原因とは?

そもそも、自分の靴はあまり臭わないのに旦那の靴だけが臭いのは何でなんでしょう?

一番に疑うべきなのは通気性が悪いという点。

旦那さんが履いている靴はどんなタイプですか?
革靴・スニーカー・その職業専用の靴(例:安全靴)など…

どんな形状にしても、通気性が悪いと足が蒸れて汗をかき、その汗がうまく蒸発できずに靴にしみこみます。
靴にしみこんだ汗が菌を繁殖させる原因になってしまいます。
菌は高温・多湿な場所を好むので、靴の中はとても居心地が良いのです。
その靴の中で繁殖した菌こそが、臭いの原因となっているのです。

通気性の良い靴を選べば臭いは軽減されます。

・革靴なら天然素材のもの
・スニーカーならメッシュ素材のもの
・職業専用のものなら「通気性 〇〇〇靴」など、ネット通販でその職業専用の靴を検索してみれば、通気性の良い靴が売っているかもしれません。

 今の靴のまま臭いを抑えたい

通気性の良い靴に変えることが一番の近道かもしれませんが、お気に入りの靴や高価な靴、ファッションに合わせたものや会社指定のもの。
安易には靴を買い換えられない状況、というのが現実的ではないでしょうか?
靴が臭いからこれを履いて!と言われても、旦那さんも「えーっ」となってしまわないでしょうか?

今履いている靴の臭いを抑える方法をご紹介します。

☑重曹を使って臭いを除去

一番実践しやすいのは重曹を使った消臭方法です。

もちろん靴専用の消臭スプレーなどを使っても良いのですが、頻繁に使用するとなるとお金もかかります。

そんな時に使えるのが重曹です。
重曹はスーパーやホームセンターなどで手軽に購入することができ、消臭剤などに比べると安価ですので、頻繁に使用しても経済的ですよね。

テレビでも重曹を使用したお掃除の方法が特集されていたりと、知っている方も多いのではないでしょうか?
重曹は掃除だけではなく、消臭効果も期待できるんです。
ですがその反面、靴の奥の方まで染み込んだ菌をやっつけてくれるような効果はあまりないのです。
重曹での消臭はあくまで対症療法ですので、根本から臭いを断ち切りたい場合は、違う方法を行わないといけません。

持続性がなくとも、今すぐ旦那の臭い靴を改善したい!という場合は次の方法を試してみてください。

<用意するもの>
靴下もしくはストッキング・重曹<重曹を使った靴の消臭方法>
・靴下やストッキングの中に重曹を入れます。
(だいたい100gほど)
・重曹がこぼれないようにしっかりと口を縛ります。
・臭い靴の中に重曹入りの靴下を入れる。
・その状態で一晩置く。

これだけで靴の湿気や、臭いを除去することができるのです。
一度使った重曹入りの靴下は、乾燥させれば2~3ヶ月は繰り返し使用できます。
帰宅したら靴に重曹入り靴下を詰める、という習慣ができれば、旦那の臭い靴も少しはマシになるかもしれませんね。

☑ミョウバン水を使って臭いを除去

スーパーなどで手軽に購入できるミョウバンを使用して行う消臭方法です。
ミョウバンはなすの浅漬けの色止めを代表に、料理などに使われますので体に付着しても安心ですよね。

ミョウバンには制汗作用があります。
汗を抑えてくれるということは、雑菌の増殖が何もしていない時よりも減少するということ。
また、菌は酸に弱く、ミョウバンから作られるミョウバン水は弱酸性です。このことから殺菌効果もあるとされています。
菌の増殖防止に働きがあるミョウバンは消臭効果も期待できるので、安価な消臭スプレーを自作したいという方にお勧めです。
※個人で作成するスプレーなので、食用のミョウバンでも肌荒れなどが起きる可能性はあります。

<用意するもの>
・スーパーなどで売られている焼きミョウバン
・500mlのペットボトル
・はかりor計量スプーン(小さじ)
・水150ml<作り方>
・はかりor計量スプーンでミョウバンを5gはかり、ペットボトルに入れる。
・ペットボトルに水を入れる。
・キャップを閉め、ペットボトルをよく振る
・ミョウバン水が透明になるまで、半日から1日冷暗所で保管。<使い方>
作ったミョウバン水は濃度が濃いので、10倍以上に薄めて使用します。
スプレー容器などにミョウバン水を入れ、ミョウバン水の10倍の水を入れてください。
あとは靴に吹きかけるだけ。この時に注意しないといけないのが、ミョウバン水が乾ききってから靴を履くということ。
乾ききる前に靴を履いていしまうと、靴の中が生乾きになり、せっかくのミョウバンの効果が台無しになってしまいます。
必ずミョウバン水が乾いてから靴を履いてくださいね。

ミョウバン水は直接足にスプレーして、制汗スプレーとしても使えます。
ただし、肌の弱い人はパッチテストを行うなどして、肌トラブルが起こらないか確かめてから使用してください。

重曹で作った消臭剤を一晩靴の中に入れ、翌朝の起床時にミョウバン水をスプレー。
これで大分臭いを除去することができます。

☑靴を洗って臭いを除去

靴に汗や菌が染み込んでいては、いつまでたっても臭いはなくならないと思いませんか?

汗や菌を除去するには、靴を洗うことが効果的です。

中敷き、靴紐を外す

洗える素材ならば徹底的に洗いましょう。

まずは中敷き、靴紐を外します。
靴紐を外すことは面倒かもしれませんが、ここできちんと紐まで洗っておくと、洗いあがりの効果が違ってきますよ。

外した靴紐は、洗濯用洗剤を溶かしたお湯(または1リットルのお湯に大匙4の重曹を入れたぬるま湯)へ漬け込み、汚れを浮かすようにします。
汚れ具合にもよりますが、30分~1時間ほど漬け込んで、その後ブラシなどで軽く洗ってください。

中敷きは直接洗濯用の洗剤(靴下を洗う洗剤と同じものでOK)をつけて、靴洗い専用のブラシや使い古した歯ブラシなどで洗うと、染み込んだ汚れがよく落ちます。
なかなか汚れが落ちない場合は、靴紐と同様に漬け込み、その後洗ってみてください。

靴全体を洗う

靴本体も中敷きと同様に、洗濯洗剤をつけ、靴専用ブラシや使い古した歯ブラシでしっかりと洗ってください。
汚れがひどい場合は、重曹や洗剤を溶かしたお湯に漬け込んでから洗ってください。
洗剤と重曹を1:1で混ぜてペースト状にし、その洗剤で靴を洗うと頑固な汚れも取れやすくなります。

この時に肝心なのが、靴の先端かかと部分です。
靴の先端やかかと部分は細かな埃や繊維が溜まりやすく、菌の温床・臭いの発生源になっている場合が多いです。
細いブラシや歯ブラシを使って、靴底と側面の継ぎ目など、隅の方こそ丁寧に洗うように心がけてください。

汚れが除去出来たら、しっかりとすすぎます。
この時にすすぎが甘く、洗剤が残っていると黄ばみや変色の原因になるので注意してください。

しっかりと乾かす

洗い終わった靴はしっかりと乾かすところまでがポイントです。
生乾き状態だと、靴が余計に臭くなってしまいます。

お日様の当たるところでいっきに乾かしたいところですが、靴の傷みが早くなるので、
風通しの良い日陰で干すことが良いとされています。

型崩れが気になる場合は、新聞紙を丸めて入れ、形を整えて乾かします。
新聞紙を入れることで乾きが早くなる効果もあります。

point 洗えない靴の場合

洗えない靴(革靴やブーツなど)や洗いにくい部分は、除菌効果のあるウエットティッシュなどで、靴の内側をきれいに拭きあげましょう。

中敷きを外した部分や靴の隅のほうに、靴下の繊維や埃が溜まっています。(中敷きが外せない場合は中敷きの上から)
これらも菌の住処になっていた可能性が高いので、拭きあげて取り除くようにしてください。

この時にも注意してもらいたいのが、靴の先端の部分。
足はこんなところにまで触れていないから…と、先端の部分の拭きあげが甘いと、その部分が実は一番臭いの原因だった!なんてことになりかねませんよ。
先の先まできちんと拭いてくださいね。

外せない中敷きなどは、ウエットティッシュなどで少したたき洗い(トントンと叩いて汚れを除去する方法)してあげれば効果的です。

旦那の靴の臭い対策まとめ

いかがでしたか?
家庭で行う旦那の臭い靴対策をまとめてみました。
今回紹介した以外にも、家庭でできる消臭方法はまだまだあります。

旦那の靴が臭いから買い替え!なんて非経済的なことはなかなか出来ませんよね。
少し準備に手間がかかりますが、どれも手軽にできる方法ばかりですので、旦那さんの靴の臭いに悩んだら、一度実践してみてください。

実践してみたけど、やっぱりまだまだ臭い…。
家庭でできる方法は試せるだけ試したのに、やっぱり臭いが消えなくてダメだった。
そんな方も、あきらめるのはまだ早いですよ~!
靴の臭い対策はまだあります!
こちらの記事を是非参考にしてみてくださいね。

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